10月7日(日)

 明日宮古島へ行くというのに、沖縄地方台風通過中。
 なんか私が南の島へ行こうとすると、いつも天気悪い&飛行機飛ばないかも状態なのは気のせいだろうか。でも実際飛ばなかったことはないわけで、ギリギリのところでどうにかなる星の下に生まれたのだと信じたい気持ち満々。
 あちこちに約1か月弱の宮古滞在報告をしていると、「どうしてわざわざ宮古?」と聞かれるのだけれど、どうしてなのか自分でもよく分らない。去年ここ、だらマンから普通に教習所に通ったのに、面倒になって行かなくなり大金(私にとっては)をパーにしたので、今度こそ無理やりにでも取るしかない状況に自分を追い込もうと決心して、でもいわゆる「合宿免許」だと横ピー族(目のところで指を横に開いてピースする人々)やあごピー族(あごを挟む形で顔の下でピースする人々)が沢山いそうで、そうした若者と一緒になることは先方もウザいだろうし、私も居たたまれないと想像でき、だったらひとりでどこか安宿にでも泊まって免許を取ろう! と思い至ったわけで、となると、そこそこ土地カンもあり、宿はたくさんあるけど観光シーズンから外れる場所で、着替えの荷物が少なくてすみ、気楽にボーっとできるところがいい! というダラダラくそ長い考えの末、宮古に決定したような気がする。宮古はそんな広い島じゃないのに、教習所が2か所あるって、島の中ならどこでも送迎してくれると前回飲み屋で聞いていたし。
 でもこれがまた、準備段階で、いろいろあったんだよ!
 それは追々書くとして、とりあえず前回のように「無線LANが飛んでない!」騒動は避けたく、宿のインターネット事情をリサーチし、この先1か月に必要な仕事道具をダンボール2箱に詰め込み宅配便で送り(2箱で5000円弱かかった! 安宿に2泊できる……)、慌ただしく準備を進めた現在深夜4時。飛行機はどうにか飛びそうだけど、激しく眠い。寝過さないか不安すぎる。

宮古へ旅立つ前に、むしょうに「生肉」が食べたくなったので、本日のランチは焼き肉店で。焼き肉だけど、生肉。牛刺&ユッケ
デジカメに保存してあるダラ近影。カユカユ病は、薬でかなり良くなってきたとです

<最近の読書>1か月前後読了本からピックアップ

「Rのつく月には気をつけよう」(石持浅海著 祥伝社¥1400)……気軽に手に取れそうな小洒落た装丁で、実際気軽に読める短編集なんだけど、「美味しい酒と料理好き」な3人の大学時代の仲間たちが遭遇する日常の謎とその真相は、ありそうでなさそうで、だけどありそうでと好印象。それこそ、好きな料理と酒を片手に、だらだら読むのに最適かと。実際読んでる最中に食欲を刺激されて、そうやって読み終えたらすっごく幸せでございました。あぁチーズフォンデュ、食べたい!

「追伸」(真保裕一著 文藝春秋¥1500)……巧い。全編手紙で構成されている書簡形式の物語という設定そのものは、特に珍しいわけではないけれど、話が離婚危機にある現代の夫婦と、その妻の祖父母の間で交わされた約50年前の手紙という二段構えになっているのがポイント。愛とは、夫婦の絆とは、そして親子の関係とは、的なありがちなテーマを丁寧に切実に描いていて胸を打たれる。著者の真面目さ(実際は知らないけど、印象として)が良い方向に出たなぁと、しみじみ感じ入ってしまった。がっつり本をお望みの方、ぜひ!

「インシテミル」(米澤穂信著 文藝春秋¥1600)……時給1120百円。つまり11万2千円という破格の条件で募集された<人文科学的実験の被験者>のアルバイト。期間は7日間。24時間、眠っている間も時給は支払われる。ということは、終了したときに得られる金額はつまり!? そんな怪しさ満点の餌に釣られて集まった12人が、地下施設<暗鬼館>に閉じ込められ、提示された細かな特別報酬に目がくらみ「殺し合い」を行うことに……。という設定のインパクトも大で、単独話としても非常によく出来た面白さがあるのだけれど、ミステリー好きな人にはさらに愉快な仕掛けあり。むふー、やっぱいいぞ米澤穂信!

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