10月20日(土)

 仮免、無事合格。意外にも、学科より技能がギリギリだった!
 教習中に一度もミスしたことのなかったクランクの出口で縁石に乗り上げて「ヤバッ!」とブレーキかけて停止したものの、ミスすることが頭になかったのでその後どうフォローすべきか判らなくなって、バックに切り替えて戻ったところでまた乗り上げてしまうというWミス。ほかで一切減点がなかったから良かったものの、70点以上で合格のところ、25点マイナスの75点。採点していた教官に「こっちの方が驚いたよー」と言われる。
 学科も試験が終了した時点では微妙な手応えで、もちろん合格して安心はしたんだけど、一緒に受けた人たちと「全然できなかったー。受かった気がしないよー」と言っていたのに、結果、その中では私だけまぐれのように合格していて、まるで中学のときに試験前に必死で勉強したことを隠して「出来なかった」と言いつつ、自分だけ赤点まのがれた人のような気まずい状態になってしまった。いやほんと、まぐれなの! と釈明して回りたかったが、落ちた人たちは即帰っていたのでそれも叶わず。とんだイヤ汁女じゃないか私。
 で、一人ステーキ屋で反省しつつ祝杯をあげていた昨夜、FM東京の人から携帯に電話があり、本日は朝からラジオの生放送で「読書の秋のお勧め本」をコメント。宮古に居ながらにしてFM東京に携帯一本で出てしまう気軽さがコワイ。相変わらず自分のカツゼツの悪さに大いにへこむ。
 教習は第二段階に入ったので、またスケジュールギチギチで、朝の9時から夜7時まで技能&学科漬け。間に1時間空いたりするものの、その程度の時間では何も出来ず、中途半端に拘束時間が長くて疲れる。でもこれが通学だったら、絶対面倒くさくなって通わなくなるので、多少融通がきかなくても仕方がないのだと自分に無理やり納得させる。
 空いた時間にまだまだ暑い宮古生活において、Tシャツが足りない! と思い立ち、「しま○ら」へ自転車で買い物に行く。宮古に来てまでなぜゆえにしま○ら? と思われるかもしれませんが、私の行動範囲内のショッピングセンターにはいわゆる普通の洋服があまり売っておらず、さりとて教習所に来ている高校生たちに「どこで服買ってるの?」などといきなり聞くわけにもいかず、聞いたところで彼女たち御用達の店の服を私が着れるはずもなく、どうするべきか地図を見ていたらしま○らを発見した次第なのでございました。
 たどり着いたしま○らには「着る機会があるのだろうか」と疑問を抱かずにはいられない革のコートなどと並び、ひっそり、が、ごっそり値下げされたTシャツも売られていて、とにもかくにも3枚ほど無事購入。それを着て、今この原稿を書いているとです。ちなみに下はひざ丈の半パンに裸足。テレビで紅葉のニュースを見ても、全然実感できませぬ。

私の教習番号は558。無事仮免合格したでございます。
「キャプテンメリアン」のフィレステーキ¥2500。パンとスープ、サラダ付。美味しかったけど、ステーキに乗っていたのがバターではなくマーガリンで大ショック。バター持ち込みたい!いや、むしろ何もいらん!とさえ思った。
こちら「あっちゃ」の宮古そば。具が中にかくれている正統派でございます。

<本日の読書>

「好かれようとしない」(朝倉かすみ著 講談社¥1600)……ゲラ読み。個人的、今年度めきめき注目作家のひとり朝倉さんの新刊。大学を卒業し家庭教師として生計をたてている主人公が、鍵屋の男に惚れるという恋愛物。恋愛そのものの行方は読んでのお楽しみとして、相変わらず主人公の心情描写が過剰じゃないけどクツクツ面白くて苦笑しまくり。いつも思うけど、知らない世界を覗き見る読書の楽しさとは別の、知ってるようで知らない、分かるようで分りきれない「普通の世界」の話を書いて面白いってすごいなと。

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