明日7月23日(月)からいよいよ第4話連載開始となる、小説『オフィスハック』。「スーツバディが、ワルい社員どもをブッ殺す!」という前代未聞の世界観が話題を呼び、発売前からTwitterトレンド入りしました。著者はシリーズ累計150万部「ニンジャスレイヤー」の翻訳なども手掛けているクリエイターユニット「ダイハードテイルズ」の本兌有さん・杉ライカさんです。連載再開を記念し、お2人の創作のルーツを根掘り葉掘り聞きました。前編はコチラ。(取材構成/幻冬舎編集部)

 

左奥:本兌有さん、手前:杉ライカさん(写真:南浦護)

 

一人の人間が起こせる力を信じている

 

――『オフィスハック』では、書店店頭での事前予約キャンペーンをやりました。これはテクノロジー的には逆行した、かなりアナログな試みで、一部の書店員さんもビックリしたみたいですけど、このようなリアルでの繋がりもどんどん増やしていきたいですか?

 

 

 重要ですね。マスじゃなくてニッチな力のほうが重要だろうと思っているので。今までは非効率的だから、そんなのやる必要ないよと思われていたことの方が、実は大事なのではないかという気はしていますね。

 

 

本兌 例えば今までだと、1万ポイントの効果がないやつは全部切り捨てられていた。1から9999までのパフォーマンスのものは、全部切り捨てられていたわけだけど、今は逆で、DIYで個人でやることによって、この1から9999を取ることができるので、そこを努力していくといいんじゃないの?と。で、それが例えば個人の書店との繋がりだったりとか、そういうことも今までは全部、作家サイドは何も知らない状態でやっていたけど、そこも、別に何か決まりがあるわけでもないので。

 

 

 あとは、やっぱり一人の人間が起こせる力というのをわれわれは信じています。1人、2人でもいいのでパワフルな書店員さんがいたら、それだけでヒットってする可能性があるわけですよ。それはやっぱり、我々が自前でプロモーションしてきたから言えるわけで。そういう運動はもっとサポートしたいし、書店キャンペーンをやることで、もっとそういったものの手助けになればいいなというのは思いましたね。今一番便利に買おうと思ったら、ネットでポチってやれば買えるし、次の日には届く。それがいいという人はそれで買えばいいけど、結局、もう本って贅沢品になっている気はするから、どうせお金を使うんだったらここで買いたい、せっかくだからその作品を好きな誰かから買いたい、みたいな。

 

 

本兌 体験をひも付けたい

 

 

 これはすごく熱心なあの書店さんで買った本だと、自分が払った1000円にもうちょっと価値が出た、みたいな気持ちになるのかなあと。

 

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