6月7日(日)

 終わらない。仕事がまったく終わらない! 毎度のことながら頭の中がキリキリしてくるが、本日はちょっと前に過ぎたパパリンの誕生日食事会で所沢へ。
 食事ぐらいでわざわざ都心へ出るのは疲れ過ぎるということで、所沢近辺で店を探したのだけれど、いつの間にやら所沢にも小洒落た飲食店がそれなりに出来ていて驚いた。今回はそのなかから、会席料理の「みや」を選んでみた。
「こんなところにいつの間に」と親子揃って驚きつつもたどり着いた「みや」は、ちゃんと普通に気持ちが良くて美味しい店だった。「ちゃんと普通に」って、当たり前のようでなかなか難しいので、それだけで一同ニコニコ上機嫌。しかし、サービスで撮影してくれた写真を見たら、1年半以上切りに行っていない私の髪の毛は、暑さとアレンジした自分の腕の未熟さでグシャグシャな山姥状態に写っていた。美容院に行かなくちゃ行かなくちゃと言いつつも、「まぁ結んで巻けばそれなりになるっしょ!」と楽観していたのだけれど、全然「それなり」になんてなってなかった!
 あぁもう、まったくもって本当に、美容院ぐらい面倒臭がらずに通える人になりたい!
 自分で受けた仕事ぐらい遅れずに出来る人にもなりたいし、夕食ぐらい面倒がらずにちゃんと作る人になりたいし、朝、干した洗濯物ぐらいその日のうちにちゃんと取りこむ人にもなりたい。せめて1週間に1度ぐらいは掃除もしたいし、2日に1度は風呂にも入りたいし、宅配便に居留守を使わない人にもなりたい。ラブな予定はなくても無駄毛の手入れぐらいいつもしておきたいし、マンションの住人とニコヤカに立ち話ぐらい出来る人になりたい。ちなみに引っ越して来て6年になるのに、まだ同じマンションの人が私の部屋に上がったことは一度もないし、誰かの部屋に遊びに行ったことも一度もありません。隣人の苗字も覚えてないし、右隣の人とは話したこともありません。左隣の人は凄く感じのいい人だったんだけど、ある日某宗教に勧誘されて「そういうことだったのか」と凹みました。
「ちゃんと普通に」って、本当にハードル高いなり。

「普通にちゃんと」美味しい、本日の食事メニューの一部。
料理に添えられていたキュウリはカエルの飾り切り!こういう小さなところに手がかかってると、食事の楽しさは確実に増すなぁ、と!

<最近の読書>

『家族』(小杉健治著 双葉社¥1600)……認知症の老女が殺害され、容疑者としてホームレスの男性が逮捕された。その事件をめぐる法廷ミステリー。最近増えてきた裁判員制度を取り入れた作品で、被害者家族と同様に認知症の母親を抱える43歳の女性裁判員が物語の鍵を握る。判決が出た後で、その女性が裁判長の制止を無視して被告に語りかける場面があるのだけれど、いやいやこれ、自分がもしも裁判員になったら? と想像すると、頭を掻きむしりたくなってしまった。裁判員になる確率は、宝くじで高額当選するよりずっと高いわけで、考えると震えがくる。

この記事をシェア
この連載のすべての記事を見る

★がついた記事は無料会員限定

関連書籍

電子書籍はこちら

書籍はこちら(Amazon)