去年横浜でもらったフォーチュンクッキーに入っていた言葉。これまでもらったおみくじの類のなかでいちばん好き。

6月25日
7月末発売の新書『ダークツーリズム~悲しみの記憶を巡る旅~』(井出明さん)のネーム続き。先日指摘された部分については週末に再検討したのでそれをもう一度見直して清書。
水曜日からは始まる「夏の怒りのデス・ロード」特集のなかの、担当分の記事づくり。大山くまおさん「『ご飯論法』『きな粉餅論法』を日常で使ったらただの無能」は金曜日公開。
今回は、副編相馬が中心になってくれたので進んだけれど、時事的なことももっとやりたいな。
夕方、代官山蔦屋書店のイベントに向かう途中の営業部の人たちと一緒の電車になる。そのなかにいた木内が、『モヤモヤするあの人』のカバーイラストとほぼ同じだった。さすがにノンアルコールビールは持っていなかったけれど。

6月26日
午前中、田町で打ち合わせ。知らない場所だから迷ったら怖いと思って駅からタクシーで向かったら、昔、取材でよく通っていたところだった。帰りは駅まで歩く。
社内校正から戻ってきた『ダークツーリズム』のゲラを見直す。ネームはまだ決まりきらずにいろいろ調整。私が「ダーク」の意味する多面性をうまく言葉にできていない。

6月27日
午後、窪美澄さん『じっと手を見る』取材。
宮崎智之さんの文庫『モヤモヤするあの人』の重版が決まる。うれしい。7月2日はB&Bでは、恋愛のモヤモヤを報告しあうイベント開催。たくさんの方にお越しいただきたい。
夜、武田砂鉄さんと石戸諭さんのトークイベントを聞きに講談社へ。35歳の武田さんと34歳の石戸さんが、同世代の気安さでなれ合うことなく遠慮なく切り込み、でもお互いを敬い、ユーモア満載で、最近の日本の空気、気配を語り合う様子は痛快だった。武田さんが最近なんでも2.0をつけるけれど、自分は0.7を1にするくらいのことを地べたでずっとやりたいと語られた今後の抱負にその通りだなと思う。
明日公開の武田さんの記事「『おまえ、最近、評判悪いよ』と、ストレートな怒りの考察」のお礼を伝え、バスに乗って帰る。新鮮な帰り道。

6月28日
午前中、plus会議と部の会議。
今週からcakesで始まった林伸次さんの『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』の特別連載第二回の原稿を渡す。
この小説のタイトルをどうするか迷っていたときに、私が、林さんに「ピチカート・ワンの『東京に雪が降る日、ふたりの恋は終わった。』みたいなタイトルにしたいんです」と伝えたら、林さんから、「この作品の通奏曲はその曲です」と返事があり、同じ曲がお互いの頭の中で流れていたことに驚いた(そんなやりとりを横で見ていたcakesの加藤さんが今回のタイトルを考えてくださった)。
だから、この曲を作った小西康陽さんから帯コメントをいただくことができ感激もひとしお。

6月29日
「高度プロフェッショナル制度法案」成立。昨日、荻原博子さんの「『高度プロフェッショナル制度』の騙し討ちに先々泣くのは、年収400万~500万円のサラリーマン世帯」を公開したばかりだったが。
マヒト氏より届いた連載原稿を明日公開で準備。
「今日はトランペットの練習に励み、ド。周りを飛び交う蚊を威嚇しながらのレ。ミはほとんど悲鳴で、ファはファと聞くのには限界のもうそれは音符の形をなしていない、ただの空気の擦れる音。」
のミからファのところが好き。
8月上旬の単行本のつきもの類を最終調整。月曜日には入稿したい。
午後、社内で会議一つ。
夕方から新宿三丁目で打ち合わせ。一進一退の新書の企画について内容を詰める。
あっという間に梅雨が明けた。エリカ・アンギャルさんが以前、「日本人は、梅雨があるから肌がしっとりと美しい」とおっしゃっていたけれど、季節の有り様が変わると、肌の質感も変わってくるのだろうか。長くなりそうな夏が楽しみでもある。

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