整理収納アドバイザー、村上直子さんがお家の整理を通じてライフスタイルも変えていく…かもしれないこの連載。教師のAさん、会社員のKさんご夫婦と、こんど小学校に入学する長男のI君、まだ1歳のE君の4人家族のお宅を整理していきます。今回はパズルのようにモノが詰め込まれた、クローゼットを整理していきます。

整理前:パズルのようなクローゼット

クローゼット右側

クローゼット左側

クローゼット上部分

クローゼット下部分

 

 絶妙なバランスで棚の上に置かれた箱の、さらに上にモノを積み上げていたり、蓋付きのボックスの手前にモノが置かれていたりと、パズルのようになったクローゼット。

 奥のものを取り出すのに、まずは手前のものを出して、また戻して……と、モノが取り出しにくい状態です。

 収納とはただモノを詰め込むのではなく、モノがどこにあるかわかる、そして使える状態にするということ。

 収納家具のレイアウトを含めて見直しつつ、モノの定位置を明確にして、使うときもしまうときも迷わないクローゼットにしていきます。

半透明ボックス+ラベルでもう迷わない

クローゼット右側

クローゼット左側


 奥で圧迫感のあった本棚はヨコ向きに。手の届きにくかったゾーンがなくなり、見た目もスッキリします。

 和室で寝かせて使っていた棚もこちらに持ってきて立てて使うようにしました。クローゼットスペースの高さを十分に収納として活かせます。

 大人のものは左側、子どものものは右側、とルールを決めて配置。服のトータルの量や、なにを持っているかもパッと把握できるようになるので、無駄な買い物を減らすことができます。

 さらに子どもが自分で服を選び、戻すことがしやすいので、親の負担を減らし、自立心を育てることにもつながります。

引き出しのラベル


 衣類を着る人や種類別に分類し、引き出しに入れました。見える位置にラベルを貼り、外からでも中身がわかるようにします。 

クローゼット左上部


 水着などの季節モノや、取り出す頻度の低い思い出の品は箱に入れて棚の上に。箱は半透明のものを使い、こちらもラベルも貼っておくことで外から中身がわかるように。

 さらにハンガーを薄型のものに統一することでスペースを節約し、見た目もスッキリとさせました。


 右の本棚には、半分はファイルを、もう半分はズボンを畳んで入れる形にしました。

クローゼット右側手前のラック

 大きいカバンやマフラー、手袋など出かけるときに必要なものはひとまとめにし、家を出るときにすぐ取り出せるよう手前に配置。

 

クローゼットのドア部分


 小さいバッグや薄いトートなどは吊るすだけの簡単収納に。

 ここに消臭スプレーなども吊るしておくと、かけるときにシュッとスプレーしておけるので簡単です。

吊るし過ぎには注意!

整理前:廊下

整理前:廊下のラック


 吊るすだけの収納は便利なのですが、家族全員が頻繁に通る廊下に、ここまでモノを吊るしてしまうと邪魔ですし、見た目も雑多な印象になってしまいます。

 居間やクローゼットを整理したので、普段使わないものはそちらに移動。

 使用頻度の高いものだけを、外出時にさっと取り出せるよう、吊るしておくようにします。

 子どもが使うヘルメットは下のほうに吊るし、子どもが自分で持って行ったり、片付けたりできるように。無理のない範囲で、「自分で片付ける」習慣をつけられるようにします。

*   *   *

次回はおもちゃのあふれた洋室を整理していきます。

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