6月18日
直木賞候補作発表の日。窪美澄さんの『じっと手を見る』が候補になる。うれしくて、フワフワした気持ち。
幻冬舎plusでもニュース記事を作ろうと思いながら、「候補になりました!」以上の内容にするにはどうすればいいかなと悩みつつ、あ、そうだ、と『小説幻冬』5月号の特集で作った見開きページを入れることにする。昼過ぎに公開
幻冬舎plusを始めてよかったことは、こういう記事を自分でささっと作れるようになったこと。

夜、ceroのライブを見に、ZEPPダイバーシティ東京へ。
ワンマンで見るのは初めて。今回のアルバム「POLY LIFE MULTI SOUL」がすごく好きで、どうしても生で見たかった。見れてよかった。場を支配せず、常に開かれながら、求心力のある音。いろんな拍子が同時に進行するポリリズムの自由さをからだ中で味わった。
「自由に踊って、迷惑かけあいながら、赦しあい、幸せにいきましょう」という高城さんの言葉が体現されていたダンスフロア。最高だった。

6月19日

この帯はまだプリントアウトしただけのラフ。重版分は来週半ばくらいから書店に並びます

『じっと手を見る』の重版が決まる。新しく候補帯に変えることになり、大急ぎでつくる。
8月単行本の帯ネームを考える。
7月末の新書の再校ゲラの戻し作業をする。
7月12日発売の小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』では、かなりの数の楽曲使用の許可をとる必要があり、その著作権表示のクレジットページがずっと手つかずのままだった。それがようやく許可が下りはじめ、急いでページを作る。でもまだ全部揃わない。
夜、私のうっかりなミス発覚。確認段階なので、問題は起きていないのだけど、本当にうっかりな間違いだったので、これは慎重になれ、という危険信号だなと思う。

6月20日
8月単行本の帯ネームがだいたいまとまる。
新書の再校ゲラを戻す。
『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』つきものの再校が出てくる。
夕方、今回のデザイナー、cakesの佐賀野宇宙さんのもとに届ける。色味問題なし。残りは、クレジットページのみ。

6月21日
午前中、plusミーティング。
町田康さんの「酒をやめると人間はどうなるか。」の原稿が届く。酒をやめるために必要な認識改造のだいぶ佳境にきている気がする。
週末の新聞広告に、『じっと手を見る』が決まり、ネームを考える。スペースが大きいので、各紙誌で取り上げていただいたときのコメントを使いたいと思い、連絡をいろいろ。
7月の新書のネームに赤字がたくさん入って戻ってくる。
夜、会社の近くで会食。
終わったあとメールを見ると、最後の楽曲許可の連絡が届いていたので、会社に戻る。
今回、クレジットとして載せるべき文言が、データではなく、プリントに印字された状態で届くので、全部手で打ち込まねばならない。酔っぱらっているのに、大丈夫かな、と思いつつ、デザイナーさんに送る。

6月22日
午前中、中目黒で対談取材。
昼過ぎに会社に戻ると、昨日打ち込んだ著作権表示のクレジットがレイアウトされ、さらに校正されたものが机の上に。やはり私が昨晩打ったものはボロボロに間違っている。
その後、部数決定会議。私の担当は、8月前半の単行本。タイトルがよくないのではないかという意見があり、もう一度考え直す。
夕方、『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』校了。はああああ、終わった。
新書のネームの続きをやらねばと思いつつ、脱力した気持ちが続き、日記を書いている。

この記事をシェア
この連載のすべての記事を見る

★がついた記事は無料会員限定