家にすっかりなじんでいるGoogle Homeですが、今度ハローキティと話せる機能ができたみたいです。
 先日Googleでその発表会があり、実際にキティちゃんとシナモンが来ていました。
 

シナモンは、子どもさんと一緒に歯磨きをしたり、Googlehomeを使っていろんなチャレンジができるそうです。


 キティちゃんは高温ボイスで「ちょっぴり眠たいの。まだ寝ててもいいかな」などと話していました。
「バイバイ」と言うと帰ってくれます。
 オッケーGoogleと言わなくてもやりとりを続けられます。
 二台あったらキティちゃん同士無限に会話できるのでしょうか。
 Googlehomeはいろいろな魂の依代になります。

 いつか実現しそうだと想像したのが「サンタクロースと会話する」という機能です。
 家族でそれぞれがほしいものを密かにサンタクロースに話すと通販サイトURLなどが、お金を払ってくれる親だったり祖父母に送られます。
 具体的な品物名でも、条件でもOKです。
 現実的すぎますでしょうか?
 私にはもうクリスマスプレゼントを買ってくれる親族はいませんが、子どもの頃クリスマスにソニーのウォークマンがほしいと言ったのにaiwaを買ったと言われて大泣きした思い出があり、そんなAIスピーカーの機能があれば行き違いは起きない気がします。

 ところで先日、台東館で「紙博」が開催されました。
 4,5Fという2フロアに渡って、紙製品や文具が展開。
 会場にいたら、なぜか床がゆらゆら揺れています。
 私だけでなく、周りにもそう言っている人がいました。
 上のフロアでセールが行われていてその影響なのではないか、とのこと。この建物大丈夫でしょうか?
 

紙製品にすごい人が集まっています。文具好き魂は女性に宿っているのでしょうか。


 でも紙博会場も熱かったです。
 フランスの復刻包装紙、ドイツの雑誌を切って作った封筒とか、異国を感じさせるものがたくさんありました。
 知らないドイツ人の手紙とかも売られていました。あとはちょっとした切り抜きでも結構良い値段だったり。
 ふと思ったのは、もしかしたら日本の紙切れをごっそり東欧とかで高く売れないか、ということ。
 もうやっている人はいるかもしれませんが……。
 家にある大量の紙の山がお金に見えてきます。
 

友人の会社、アトリエガングのブースで売られていた、数字入りの招き猫。それぞれのラッキーナンバーで選べます。アルファベットを数字にした友人のデザインもすごいです。


 あと、コチャエさんという方のブースで売られていたのが「京伝千代紙」。
 江戸時代のマルチアーティスト、山東京伝の小紋を模様にした千代紙なのですが、その江戸時代とは思えない発想に驚きました。
 ローリング・ストーンの200年前に既に、唇の柄があったとは。他にもわら人形柄とかセンスが素敵です。
 思わずアマゾンで、現代語訳された山東京伝の作品を買ってしまいました。
 人魚が着物を着て女郎屋で働いたら、魚臭くてお客が寄り付かないので、「人魚をなめると長寿になる」というキャッチコピーをつけて客寄せをした「人魚なめ」という、漫画風の作品。
 あらゆる地獄を巡ってきた人がたどりついた「芋地獄」の物語もおもしろいです。芋なので地獄の車は屁を動力源に。おならを殺してこっそり出すことも罪になるらしいです。
「人魂旅行」は、ケチな心の男にがまんできなくなった口や目、鼻、耳、気などがクーデターを起こす話。贅沢料理を食べたり、吉原で遊んだり……。ついには口で騙し、手で盗み、と悪事を行ってしまう、というシュールな展開。笑いだけでなく教訓もあります。
 江戸時代といえばつい北斎がすごい、と思ってしまいますが、他にもこんな天才がいたとは。
 鼠草紙、天狗にさらわれた少年に次ぐヒットでした。

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