7月8日(水)

 ちくちく続く繭仕事。朝からレギュラー誌の原稿を1本書き、1時間のインタビューテープを1本起こす。これからその原稿をまとめる予定。
 そんな昼前、友人Kから「ちょっとちょっと、西村知美のブログが凄いことになってるよ!」というメールが届いた。何でまたいきなり西村知美なのか。どんな琴線があるのか。
 トロリン好きだなんて聞いたこともないのに! と疑問に思いつつ教えられたAmebaのブログを見に行ったところ――。うひーっ!なにこれ!? ちょっと誰これ!? 意外すぎる! っていうか、意味わからん! ブログってなんかこう、本当にいろいろすぎる!
 ちょっと気が抜けてしまったので、買い出しに行きがてら、遅い昼ご飯を食べに近所の回転寿司屋へ。入った瞬間、何やら雰囲気がいつもと違って、何だろう? と思っていたら「新人研修中で至らない点もあるかと存じますが、よろしくお願い致します」との説明があった。壁際に並ぶ若い男子3名、女子3名。そんな季節なのねぇ。
 しかしこの「研修」、何日目なのか知らないが、なかなか凄いものがあった。6人の新人さんには2人のベテランさんがついて指導していたんだけれど、水を飲みたいと言う新人君にベテランさんが「じゃぁそこのカウンターのなかに入ってしゃがんで飲んで下さい」っと言ったら、新人君はフツーに「え? なんで?」と聞いたのだ。「なんでですか?」でもなしに「なんで?」である。当然理由は「お客様に見えるところで、従業員が飲食しているのは見栄えが良くないから」で、ベテランさんがそう説明したところ、返事は「ふーん」だった。「ふーん」って! さらにさらに、新人の男子諸君は「マニュアルを確認して、お客様をお出迎えして」と言われれば「あ、見なくても大丈夫!」と言い、「食器をお下げして」と言われれば「オマエ行けよ!」とつつき合い、女子たちに「あら汁下さい」とお願いしたら「わかりましたです!」と元気よく答えられた。凄い。凄すぎる。
 近くで見れば、高卒にしては顔立ちも幼く、どうやら中学を卒業して入社した金の卵っぽい雰囲気だったのだけれど、それにしても「そこからなのか!」だ。大変だなぁ。
 前回、自分の仕事に関して「誰も何も教えてくれない」的なことを書いたけど、「人に何かを教える」のって、凄く難しいことなんだとつくづく。年齢的にはもう、私も「教わる」立場ではなく、ともすれば「教える」立場でもおかしくないわけで、フリー仕事はその苦労がない(とも言い切れないけど)だけ楽なのかも、と反省。

繭仕事週間突入の常備食として昨日煮込んだミートソース。写真で見ると美しくないことこの上ないなぁ。
そしてカレー粉+チーズ+マカロニでグラタン風にアレンジ。オーブンで焼くのが面倒で、上からバーナーで炙ってみたんだけど、何ら問題なかった。

<最近の読書>

「目線」(天野節子著 幻冬舎¥1600)……ドラマ化もされ、35万部超のベストセラーとなった『氷の華』の著者による、書き下ろし長編ミステリー。閑静な高級住宅地で起きた連続殺人事件。秘められた家族の過去。事件の真相を追う若手キャリアと叩き上げのベテラン刑事。いろいろ突っ込みたくなるところも無きにしも非ずだけれど、これまたドラマにでもなりそうな、でもそれはある理由で難しそうな物語。なんだろう、携帯小説と逆の意味で、アラ還小説ってこういうことかも。

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