7月27日(月)

 昨日書いた文庫解説を見直してメールで送り、午後からは徳間書店で東さんとの対談。もう3回目なのにまだちゃんと喋れない。「2年は続けましょう!」と言ってもらっているのに大丈夫なのか私。
 終了後「暑気払いってことで!」と飲みに行ったのだけれど、その前に久しぶりに大規模と呼べるリアル書店に立ち寄り。たちまち舞い上がって新刊本4冊と雑誌2冊を購入。既に対談用の本を2冊と、読みかけの単行本と文庫を1冊ずつ持っていたので、結構な重さになり、泣きかける。その後、7時ぐらいから呑み始め、11時ぐらいまでの間、飲んで飲んで食べて、まったく色気のない話をして12時過ぎに最寄駅に帰着。駅まで車で来ていたので代行運転を頼んだら40分ぐらいかかると言われ、仕方無く(なのか?)ジョナサンでさらにビールを呑み、スパゲティまで食べてしまった。ビール2杯と3人で焼酎1本あけた後なのに!
 どうも私は、外で腰を据えて酒を呑むと、呑まなくちゃいけない! と思ってしまう傾向がある気がする。で実際、ベロベロになったりせずに、それなりに呑めるからまた困る。いや、誰も私がガンガン呑むことなんて別に望んでないことぐらいわかってるんだけど、きっとこれは「目上の人と同席してて、呑めないなんて許されないよ!」と教えられた若き日のすり込みのせいかも。今じゃ信じられないけど、20年前は実際「もう呑めません」なんてホント言えない雰囲気だったわけで。今は別にどんな席でも、アルコールを口にしない(できない)ことを誰も責めたりしないのに、なんで「ほどほど」が出来ないのか。まぁ酒に限らず何でも極端なんだけど。でもって本日、火曜日。目が覚めたら午後1時だった。実に11時間睡眠!! ほどほど、ほどほど、ほどほど……!

本日の酒の肴その1。生しらすと豊後サバ刺し。そこはかとなく大人なセレクト。
本日の酒の肴その2。烏賊のワタ焼き。そういえばこれって店では食べるけど、自分で焼いたことはないなー。まぁ烏賊一杯、ひとりで食べるのもイヤだけど。
本日の酒の肴その3。岩牡蠣。牡蠣ってRのつく月云々って言うけど、夏の方が食べたくなる。生ガキはとくに。

<最近の読書>

「武士道エイティーン」(誉田哲也著 文藝春秋¥1476)……待ってました!の武士道シリーズ第3弾。いよいよ高校3年生になった香織と早苗の最後の決戦! とまぁ、物語の本筋も読ませるけど、今回はスピンアウト的な短編が4話合間合間に差し込まれていて、お得感アリアリ。いい話なんだこれがまた。特に、早苗の姉ちゃんの恋話と、香織の師匠の過去が◎。あと、関係ないけど来春公開予定の映画「武士道シックスティーン」で、成海璃子を香織にキャスティングした人は凄いな。聞いたときはピンとこなかったけど、最近、成海璃子貫録十分だもんねぇ。3部作予定だったけど、続きそうな予感もアリ。
「静子の日常」(井上荒野著 中央公論新社¥1400)……息子夫婦と高校生の孫娘と共に暮らす75歳の静子さんを中心に、家族の日常を描いた物語。興味深かったのは、嫁と姑という立場になる静子さんと薫子さんの関係。互いに認め合いつつそれなりに距離を置いて、でも信頼関係がちゃんとあるふたり。なんて素敵。でもそれを「なんて素敵!」と読者に押しつけない著者の目配りがまたいい感じ。暑くてややこしい話には手が伸びないけど、分かりやすすぎる話も読む気にならない、的な気分のときにぜひ。この「ちょうど良さ」絶妙です。

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