連載「結婚してもシェアハウス!」第1章に幕を引き半年が経ちました。

注)第1章とは?
シェアハウスに5年以上住み、結婚してからもシェアハウスにすみ続けたいと考えたアベタマエは、そんな生活を歓迎してくれる男性は年収1000万以上の割合より少ないということに気づく。そこでweb連載で「結婚してもシェアハウス希望の結婚相手」を募集する婚活を開始したのだった。

こんな私のシェアハウス婚活珍道中が、なんと電子書籍になります!見守っていただいた皆様、ありがとうございます。激動の半年間を経て、さらに色々思ったことを大量に追記させていただきましたので、ご興味ある方はぜひご覧いただけると嬉しいです。


『結婚してもシェアハウス! 〜普通の婚活は、もうやめた〜』


ネオアラサーはもう疲れたよ
さて、そんなタマエは、先日33歳になりました。
アラサーというには憚られる。アラフォーというには早すぎる。
仕方ないので、自分を「ネオアラサー」と呼んでいます。

ネオアラサー・タマエの元には、シェアハウス婚活芸人の活動の成果なのか、男女や年齢問わず、いろいろな悩み話が寄せられます。よもやま話に耳年増になったタマエが、最近気付いたことがあります。

ネオアラサーの独身たちは、疲れている。

仕事的には脂が乗ってきていることを自覚して、ますます頑張っちゃうぞと思っている人が多いんですよね。一方で、仕事をうまくコントロールしながら、プライベートでも趣味を作ったり、人脈を広げたりと満喫している人が多い。一方で、仕事で新たな要望がされたりと、プレッシャーとも戦っています。みんな、すごい。職業・勇者と呼びたい。

ただそんな勇者たちも、ネオアラサーの呪いから逃れられない。
「幸せってなんだね病」にかかっているとも言えます。
 

「わたしらしい幸せ」という新たな戦い
SNSやWebサイトからたくさんの情報を得て、私たちは「30になったらそろそろ結婚して子供を産んだ方がいい」「一生同じ会社で働くのが幸せ」などの過去の幸福論はもう古いことを知っています。

各自が自分の生き方を選べばいい、多様な人生万歳。

しかし多様な人生って、正解がないじゃないですか。一生、よく分からないオリジナルを模索して生きるなんて、一部の超すごい人にしかできない気がする。私にとっての幸せってなんだね?

ふとした時に、こんなモヤモヤが頭によぎる。そんな状態が嫌で「とりあえず結婚というレールに乗れば雑念から開放される気がする」と婚活に邁進してみて、結局結婚したい人はそんなにいなくて、本当に結婚したいのかも分からなくなって、疲れてしまった。そんな女性に、この半年で5人くらい会いました。

これはネオアラサーにかけられた呪いです。
過去のお手本の結婚や子育てのレールに乗り切れず、そもそも乗りたくないような気もしており、ではどうすればいいかというと、「わたしらしい幸せ」の正解が見えない。

ただでさえ、仕事や日常を一生懸命生きていて大変なのに、この呪いのせいで、心のHPが削られていくんです。

ちなみに普通のコラムはここで呪いを解く魔法を紹介するのだと思いますが、正直タマエにも処方箋が見つかりません。
 

そうだ、佐々木俊尚さんと一緒に考えてみよう
そんな中、たまたま書籍刊行記念に佐々木俊尚さんとお話ししないかという提案を、連載の担当編集さんからいただきました。ネオアラサーだけでは見えない世界が、他の世代の人たちには見えているかもしれない。そんな気持ちを胸に、佐々木さんとのトークイベントを開催させていただきます。

佐々木さんは最近、「広く弱くつながって生きる」という新書を出されて、その中で人生をラクに生きるコツとして「浅く、広く、弱く」つながることを挙げていらっしゃいます。果たして、ネオアラサーにとってそういう生き方は有効なのか?来場者の方とも一緒に悩みながら、タマエは考えてきたいと思います。報告は次号。

あ、ちなみに、ネオアラサーの呪いを解く魔法をもう獲得してるという方は、ぜひご連絡ください。私、ゲームは攻略本を先に読むタイプなので。


【イベントのお知らせ】
佐々木俊尚×阿部珠恵
新しい「人間関係」入門
〜結婚も仕事も、もっとゆるくていい〜
<日時>6月5日19時~20時30分
<会場>幻冬舎1号館イベントスペースにて

内容、お申込み方法については下記をご覧ください。
https://s.gentosha.jp/index.php?dispatch=products.view&product_id=6319

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