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2009.11.01

2009年10月下旬 だらしな脱出できるかな日記

藤田 香織

2009年10月下旬 だらしな脱出できるかな日記

10月16日(金)

 7時起床。午前中はイレギュラーの原稿1本書いて、午後から年末に出るダカーポの別冊「今年最高の本」の恋愛小説ベスト10鼎談で新宿へ。
 毎年のことながら、ベスト本関連の投票って本当に悩む。一番迷うのが、例えば「今年のベスト5冊を挙げて下さい」って言われた場合、A誌とB誌で同じ作品を挙げるのが真摯なのか、それは怠惰なのかってことなんだけど。あと、最近、ジャンルレスな小説が増えてきて、例えば恋愛小説も直球のド恋愛小説ってひと昔前に比べて減ってる気がするし、ミステリーも枠が広がってるわけで、難しいニャーと思うのです。
 それはともかく、本日の出来事としては、実に、いやもう何年ぶりなのか記憶にないほど実に久しぶりにスカートを履いてみたのでした。しかも膝丈でロングブーツ!!
 いやあの、一般的な女子的見地からすると、通常装備っつーか、珍しくもない秋冬の装いだと思われますがね、スカートって履かなくなると、ほーんとに履かないもんなんですよ。しかし本日、ここ数日バタバタと忙しく2週間も洗濯していなかったせいで、出かける直前になって「着ていく服がない!」ことに気付き、松阪の従姉から実家経由で送られてきた古着のスカートを引っ張り出し、着用することになったのでした。
 しかし、あまりにも久しぶりすぎてなんかいろいろと調子が狂った。そもそもスカート&ブーツの下に履くストッキングがない。あるのは防寒命の分厚いタイツのみ。しょうがないので、それを履いて行ったのだけれど、案の定、もうマンションのエントランスに到達した時点で早くも暑くて蒸れ蒸れな気配が満々で。結局、鼎談が終わった後、渋谷に移動してストッキングを購入し、夜は負け犬仲間と食事会で広尾の花椒庭へ向かったのだが、またこの火鍋がですね、エライ美味だったんだけど、そりゃもう素晴らしい発汗ものでロングブーツはほーんとに辛かった! 耐え切れずテーブルの下でブーツを足首まで下ろし(ソフト素材だったのでそんなことも可)、夏の教室の女子高生よろしくバタバタスカートを扇いでいたら、案の定、友人Y1&Y2に「スカートを履く資格なし!」と叱られるハメに……。
 でも一方で、最近、会社を辞めてフリーになったY1が、「今まで有り得ないと思ってたけど、家にいるとほんと風呂入るとかどうでもよくなるね!」とこちらに歩み寄ってきたので、すかさず全てを肯定してみせた。
「化粧とかしなくなるねぇ」「そうでしょう!」
「家から出るの面倒で、行ってもコンビニとかだし」「そんなもんだよ!」
「ご飯作るのも面倒で、なんか太った気がするよ」「わかるわかる!」
「毎日会社に行ってたときのほうが、家も片付いてたし」「そうそう!」
「洗濯だって、もう2週間ぐらいしてないよ」「着替えないから必要ないしね!」
「なんか人間失格って感じで落ち込むよ」「いやそんなの全然大丈夫!」
 って私に言われても、慰めにもならないだろうけどさー。

今日の日記とは何も関係ないけど、久々に作った玉子焼き。玉子焼きって手もかかるし、そのわりに報われないけど食べる前にはなんかニンマリしてしまう。不思議な食べ物だなぁと思うです。
非常に散らかったソファでも、いつもと同じく、肘掛ポーズで落ち着く猫ズ兄。偉そう。意味もなく偉そう。
少し前に実家で食べたパンダマン。可愛いが、味はわりと普通だった。ダラのもの欲しそうな目線がたまらない。

<最近の読書>

「後悔と真実の色」(貫井徳郎著 幻冬舎¥1800)……若い女性を殺し、指を切り取る連続殺人事件が都内で発生。大規模な合同捜査本部が設立され、刑事たちはそれぞれのやり方で捜査にとりかかるが、犯人は自らを「指蒐集家」と名乗り、ネットで新たな犯行を予告する。警察VS犯人の知恵比べの結末やいかに!? という事件そのものも読ませるのだけれど、何が良かったかって、捜査本部に詰めた刑事&警察官それぞれの思惑が読ませるのなんの! 女子社会もたいがいだけど、男社会の嫉妬や悪意やプライドもコエー! じっくりびっくりどっぷりで、オススメでございますよ!

「巡査の休日」(佐々木譲著 角川春樹事務所¥1600)……「笑う警官」「警察庁から来た男」「警官の紋章」の北海道警察シリーズでお馴染みの登場人物たちが再登場。今回は、小島百合巡査がメイン気味。かつて小島が犯行現場で銃撃し、入院中に逃走し、全国に指名手配されている強姦殺人犯・鎌田が、神奈川でパチンコ店の現金輸送車を襲った。ほぼ時を同じくして、小島が鎌田に発砲した際の被害者・村瀬香里に脅迫めいたメールが届く。鎌田が再び狙いを定めたのではないかと案じた道警は、小島を村瀬の警護にあて、鎌田逮捕を目論むが──。脅迫メールについては、わりと早く展開が読めてしまったのだけれど、群像劇としては面白かった。シリーズものの強みですなぁ。「よさこいソーラン祭り」が大舞台になるのだけれど、読めば読むほど「うへぇ」と思わずにいられず、それまた良かった(笑)。「笑う警官」の映画、観たいんだけどどうなのかなー。

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