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編集部日記

2020.06.21 公開 ツイート

たくさん話をした 竹村優子

6月15日
梅雨のあいまの貴重な晴れ。せっかくなのでカーテンを洗う。同時にゲラ読み。昼すぎから会社へ。夕方、表参道のスパイラルカフェで打ち合わせ。席のレイアウトがすっかり変わっていて、テーブルのあいだにたっぷりと距離がある。2時間くらい、仕事の話は少し、それ以外のことをたくさん話す。

歩いて会社に戻る途中に、ずっと入ってみたかったブリティッシュインディアンカフェにお客さんが誰がもいなかったのでちらりと寄り道。会社に戻ると、鈴木綾さんの連載原稿が届いていた。イギリスでも広がる黒人殺害事件に対しての抗議について。綾さんは人間としての怒りだという。さっき寄り道したカフェのことが頭をよぎる。大英帝国の植民地のことを考える。自分の無邪気さに罪悪感をおぼえる。

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幻冬舎plus編集部員の仕事と日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)、『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子・鈴木涼美)など多数。

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